夫が筋トレ用のベンチをアマゾンで購入した。そのことを夫が友達に伝えたら「俺も欲しいな〜」とのこと。
アマゾンで買えるよ、と伝えると「アマゾンで買ったことがない。買えない。」とのこと。
アカウントがないのか、クレジットカードがないのか、それ以上のことは聞かなかったらしいが、アマゾンで買い物をしたことがない人がいたのか、と驚いた。
私の趣味の太極拳のお教室で、マスターの演武をYouTubeで倍速で見ようとしたところ、同年代のメンバーから「そんなこともできるのね」と感心されたり。
キャッシュレス決済、ネット銀行の話題が「ついていけないわ〜」で済んでしまったり。
私たち40、50代はデジタル社会についていけるかの分岐点にきている。
私たち昭和生まれがデジタルといわれる、いやコンピューターといわれるものに触れたのはインベーダーゲームやファミコンだ。
デジタル表示の腕時計が私たちの「デジタル」だった。
映画の「トロン」とか。
平成、令和と時代がすすむにつれ、時代はものすごいスピードでデジタル化している。
買い物、決済、申込、予約、問合せなど、1日を過ごすなかでデジタルに触れないことがない。
デジタル社会についていくのがやっとだ。
日々インプットして、このデジタル社会についていかないと、時間もお金も搾取され続けていくのではないか?
嫌な世の中だけど、一生懸命ついていくしかない。
個人的には高齢者や弱者にもっと優しい世の中であってほしいけど。